屋外広告の安全点検とは?安全点検の対象となる屋外広告をご紹介します!

「屋外広告を掲示する際に必要な安全点検はどのようなものなのか」
「何が安全点検の対象となるのか」
屋外広告を掲示しようとしている方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、屋外広告の安全点検について、内容と対象になる広告物をご紹介します。

屋外広告物の安全点検とは何のこと?

屋外広告物の安全点検は、平成28年度の屋外広告物条例ガイドラインの改正内容によって制定が進められています。屋外広告物条例ガイドラインは、国土交通省から地方公共団体に対して示されているガイドラインのことです。

具体的には、屋外広告物を運用する上での技術的な手引きとして存在し、これを基に地方公共団体は屋外広告物条例を制定します。

平成28年の改正では、所有者による屋外広告物の点検促進や、屋外広告物の設置許可や更新の申請時の点検結果提出を義務化することが取り入れられました。この改正を機に、各地方自治体によって屋外広告物条例の再検討がなされ、点検の義務化を進める動きが広まっています。

点検は、一定のサイズ以上の屋外広告物を対象とし、屋外広告士や建築士などの資格保持者によって行われるものです。地方公共団体による屋外広告物条例の多くは、屋外広告物の更新許可を申請する際に安全点検報告書の提出を必要としています。

ただし、その形式や点検すべき項目、内容等はさまざまです。
そこで、国土交通省は平成29年に「屋外広告物の安全点検に関する指針(案)」を作りました。
この指針では、点検の効果を高めるための点検箇所、項目がまとめられています。

安全点検の必要がある屋外広告物には何が当てはまる?

安全点検の必要がある屋外広告物は、屋外広告物のある地方自治体によって変わります。
例えば、広告物すべてが対象の場合や4メートルを超える高さのもの、表示面積が一定サイズを超えるものなど様々です。

そのため、屋外広告物の所在地においてどのような条例が設定されているか確認しましょう。
そして、地方公共団体ごとの条例に記載がある規則に合わせた安全点検を行う必要があります。

まとめ

今回は、屋外広告物の安全点検について、内容と対象について紹介しました。
屋外広告物の安全点検は自治体の条例によって義務とされている場合があるので、所在地の条例を確認する必要があります。
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